この子がしあわせであるために
7月15日、愛媛県身体障がい者福祉センター大会議室にて
株式会社マルク主催の講演会が行われました。
講演のテーマは
「この子がしあわせであるために~チーム支援の大切さ チーム支援のつくりかた」
子どもたちが地域社会で自立して、自分らしく暮らし、生きていくために
私たちができること、必要な支援とは何なのか?
保護者のみなさん、教育関係者、支援員や地域の方など、
障がいのある子どもたちにかかわるたくさんの方々にご参加いただき、学びを深めました。
講師はNPO法人ネセサリーフォー代表 田所浩厚氏。
この子がしあわせであるために最良のチームとはどんなものなのか?
「この子らしくしあわせになってほしい」の「この子らしく」
というのは実は大人の都合のいい考え方なのではないか…。
この子がしあわせになるための支援をする周りの人々も、
それぞれがしあわせにならなければチーム支援は続かない。
など、障がいのある子どもたちにかかわる人たちに向けて、
より良いチームをつくるためのお話をしていただきました。
講演の後はグループワーク。
理想のチーム、理想のサポートについて、様々な立場の方々が意見交換をしました。
参加いただいた方々からは
「一人一人ができること、支援者の強みを活かした支援の大切さを改めて感じました」
「利用者本人のために働くという考え方だけではダメで、
それを支える本人が幸せでないといけないという考え方がとても印象的でした」
「当事者のご家族の思いを直接聞くことができ、自分の視野や考えが広がりました」
など、様々なご意見をいただきました。
障がいのある子どもたちにかかわる方々と一緒に「その子の未来」について考え、
意見交換をする機会を作りたい…。
そんなマルクスコラスタッフの想いから実現した今回の講演会。
今回の講演会を通して出会えた方々とのつながりを大切にし、
一人でも多くのお子様の自立や就労に向けたサポートを行っていきたいと思います。
改めまして当日ご参加いただきました皆さまに感謝申し上げます。
ありがとうございました。